パッチとタブ
胸から肩にかけてのステッチが後のものと異なります。後のものは胸から襟までのステッチですが、これは胸から肩へのステッチになっています。パッチは「DAVID」のネームタブと、U.S.ARMYタブ、三等軍曹の階級章が取り付けられています。
SSI剥がし跡
SSIは取り外されていました。丸型のものが取り付けられていたようです。糊で接着していたのか跡がくっきりと残ってしまっていますねー。何か別のパッチでも貼って誤魔化しましょうか…襟
襟はもちろんエルビスカラーと呼ばれる大きな形のものです。これだけみてもなんだこりゃとなると思いますが90年代超えてからのものと見比べるとでけぇ!ってなります。私的には襟の大きいエルビスカラーモデルの方が好みですね。
タグ
襟のサイズタグです。もう消えかかってあまり良くわかりませんがサイズはMEDIUM-REGULARのようですね。白タグはBDU以外も結構文字が消えやすい印象があります。こちらはもう全て消えた上に破れて取れかかっています。なので発注年度がわかりません。白タグBDUは81年からの量産モデルの他にもDPSCコントラクトの80年発注品も存在するようです。こちらは試作か先行量産的なものだと思いますが、いつか手に入れたいもんですなぁ…
ポケット
ポケットです。ペンポケットが付いています。これ自体は90年代以降のものにも付いています。ポケットにはマチが付いており、ドレインホールも設けられています。マチは99年度発注品にもついていたのですが前合わせ側が真っ直ぐ縫い付けられていていました。マチの改良が何時から始まったのかも分かってないので調べてみたいです。
色合いの違い比較
このBDUの特徴として、色合いが暗いということが挙げられます。右は89年度発注のノンリップBDUトラウザーズですが、こう見比べると黒の色抜けや、カーキ部分のコントラストが全然違いますね。白タグBDUはまだ一着しか無いので断定はできませんが初期は色合いが違かったのでしょうか。もしかしたら洗濯に失敗して色が移ったかもということもあるかもしれませんので調査が必要です。
袖
袖はTCUの後期モデルの簡略化した筒袖とは違い、調整用ストラップが付いたモデルになっています。結局またストラップが簡略化されて一体型になってしまうんですが…米軍は簡略化モデルを作ったあと新型野戦服を採用し最初は丁寧な仕様モデルを作ってどんどんと簡略化していくみたいですねぇ…
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