ERDLリーフ GTH(M1ヘルメット)用ヘルメットカバー【ベトナム戦争装備】

2024/01/25

ベトナム戦争 米軍装備

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ERDLリーフのヘルメットカバーの御紹介です。折角なので同時にLCリーフとの比較もしてみようかと思います。色合い的にはライムグリーンではなくカーキなのでブラウンリーフタイプの生地と呼んで良いのでしょうか。

初めてグランド・トループス・ヘルメットを買った時にくっついてきたものなので思い入れは多少あります。当時はウッドランドとリーフの違いも分かりませんでしたが…

表面

裁断はいつものと変わりません。ノンリップ生地で出来ており、2枚を縫い合わせた作りで、ライナーとシェルの間にたくし込む耳があります。実際に使われていた中古品なので多少擦り切れた部分がありますね、特にヘルメットの縁が擦れる部分は色が褪せています。

逆側の生地です。まあこれと言って変わった部分はありません。よく見ると返す前と同じパターンの部分があります。

裏面

生地を裏返してみると見事に迷彩パターンが透けている生地だということがよく分かります。初期のリーフは大抵裏に迷彩が透けていますね。迷彩パターンの印刷過程が今と違かったのでしょう。

スタンプ

COVER,HELMET,CAM,
CTN,DUCK W/ERDL PATTERN
DSA 100-69-C-1701
8415-105-0605

ERDL PATTERN表記がされています。こういったものはCAMOUFLAGE表記が大半の中結構珍しい感じがします。
69年度発注品ですのでベトナム戦争中のロットと言えるでしょう。ただ実際にERDLのヘルメットカバーを使用している写真は殆ど見ません。
NSNナンバーはLCリーフのものとほぼ同じです。ただしLCリーフのものは8415-(00-)105-0605と( )で囲まれた部分が付け足されています。

ERDLとLC-1リーフ

左側がERDLリーフ、右側がLCリーフとなります。ERDLリーフの場合迷彩模様の境目部分が若干滲んだ感じになっているのに大してLC-1リーフ側は境目がはっきりとしています。

ヘルメットカバーだけで判断するのはちょっと面積足りなくて難しいのですがパターンが若干違う気がします。これに関しては判断しかねるのでそのうちLC-1リーフとERDLリーフの野戦服を手に入れた時に比較をしてみたいですね。何時になるか分かりませんけど…

ERDLリーフの生地は透けていますが、LCリーフの生地は透けていません。プリントの方式が変わったのでしょうか。生地もLC-1リーフの方が柔らかい感じがします。ただ単にLC-1リーフ側の方が使い込まれて柔らかくなってるだけかもしれませんが…

ERDLヘルメットカバーとERDLブーニーハット

同じERDLリーフ生地のブーニーハットと比べてみます。明るい色の部分がブーニーハットだと若干緑がかった色ですが、ヘルメットカバーだとカーキに近く見えると思います。若干ですがグリーンリーフとブラウンリーフの違いが分かる気がします。同じパターン部分があれば良かったのですが帽子だとバツバツ裁断するので分かりませんでした。

裏に返してみました。両方共透けていますが、ブーニーハットの生地の方が迷彩模様の境目がぼやけている気がします。また、若干ハットの方が緑っぽく見えますね。

サイゴン陥落の映像で警備している米兵が付けているのは見ました。ベトナム戦争中の仕様は他に見たことないです。70年代の画像を大して調べてないっていうのもあるんでしょうがやはり70年代でもミッチェルパターンのヘルメットカバーの方が優位ではあるでしょう。

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