自衛隊 64式小銃用弾のう(小)と使用例【昭和自衛隊装備】

2016/05/11

自衛隊装備

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64式小銃用の弾納の一本用です。やけにテッカテカだったりするのは元からではなく、型崩れしていたので糊付けを行ったからです…ちょっと糊が濃すぎてえらくテッカテカのザラザラになってしまいましたが一回すすいでみて戻るか試してみましょうかねぇ…

表面

左側が凄まじいペイントをされていますがこれは買った時からです。黄色と緑だと旧軍の戦車の迷彩が頭に浮かびます…それは置いておいて、弾のう(大)と比べると一本用なのでかなり小さく感じます。 

裏面

背面は弾のう(大)と同じくベルトループと金具があり、これを使って弾帯に固定をします。右側はベルトループに記名をした布が貼り付けられています。読める状態なので一応処理をしておきました。記名をした布はフラップに縫い付けられているイメージがありましたが、こういった所に貼り付けたりもするんですね。それがそのまま放出されてるのも凄いですが…w

ドレインホールとダブルフックワイヤー用アイレット

底にはドレインホールが設けられています。弾のう(小)の特徴としまして、下にダブルフックワイヤー装備が吊るせるようにアイレットが付けられています。

基本はこの部分に救急品入れを吊るしているイメージがあります。というかそれ以外吊るすものはあるんでしょうか…

フラップ

バリエーションといいますか、フラップ部分の作りに差があります。右側は無駄にフラップが長く作られていますね。仕様書が変わったのか製造者が勝手にこうしてしまったのかは謎ですが、こういった差を調べるのも面白いかもしれません。

フラップの縫い目

右側はぐるっと一周テープで覆ってフラップとポーチ本体を繋いでいます。左側はよくある折り込んで繋ぐ方式です。

左側の方が形を保ちやすいのでこっちが好みなんですが右側は弾倉を抜きやすい気もするんですよねー。

内側

内部は特に代わり映えないです。ODビニロン生地の一枚布です。

使用例

出典 アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)
トリミング加工・ぼかし加工済
米軍との演習中の一枚ですが、64式小銃の弾倉を一本入れられる弾のう(小)は前面に2つ付けているようです。弾納の下に救急品入れを付けているのも確認できますね。

あとがき

ビニロン生地単体も手に入りにくくなりましたねー。補修と軽い装備自作用にクラレの生地を2m位買ったので持ってるんですが、これからは簡単には手に入らなそうです。トラックの幌(ホロ)何かに使われているエステル帆布かテトロン帆布が似た感じなので今度買ってみようかなんて思っています…若干表面がザラザラなので写真で見た感じだと良いんですけど、実際にモノを見ないかぎり分からないですしねー。

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